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えらいなー、君は

2006.03.22 14:02|ドラマ

「少しは、恩返しができたかな」に出演二宮和也

帽子で包んだ役者の情熱
 度肝を抜かれた。人気アイドルグループ「嵐」の一員でありながら、帽子の下の頭を丸坊主に刈っていた。

 TBS系で22日放送のドラマ「少しは、恩返しができたかな」(後9・00)で、がんに似た難病に侵された主人公の高校生、北原和憲を演じる。この作品は、難病と闘いながら受験勉強に打ち込み、東大に合格したが、わずか1日だけ通って亡くなった実話を基にしている。

 和憲は、抗がん剤を投与されると髪の毛が抜けてしまうため、先手を打って母親の美貴子(大竹しのぶ)に髪を刈ってもらう。その撮影のために頭を丸めた。

 だが、丸坊主にした話を向けると、嫌がった。

 「何より、まるで役者魂を見せたように解釈されるのが嫌なんです。僕は役者じゃなくてアイドルですから。妙に気合が入っているように思われたくなかった」。根が、はにかみ屋なのだろう。

 だが、撮影では芝居に没頭した。

 「本番ではすごく集中できた。セリフが頭に入り、入念にリハーサルしたからか、本番の演技を覚えていないんです。記憶をなくすほど、役に打ち込めたと思います」と振り返る。「和憲だったら、こう動くだろうと思うように、体が勝手に動くんです。台本や演出とは違う思いがあったりして、心中では葛藤(かっとう)がありました」

 「撮影中は、誰よりも、もしかしたら本当の父母よりも、和憲のことを思っていたかもしれない」と言う。体重を減らすことで、病魔に侵され、ほおがこけていく様子を表現した。1か月に及ぶ撮影期間中、身も心も、すべてを一編のドラマにささげた。

 大竹ら、共演者に恵まれたことも大きい。「100メートルを走るのでも、遅い人と速い人と走るのでは、速い人と走った方がタイムがよくなると思う。大竹さんに引っ張ってもらい、芝居が上達した手応えが自分でもあります」

 そもそも、ドラマ出演そのものが決心を必要とした。アイドルとして「歌や踊りは生活の一部」だが、芝居は年に1回のペースで、慣れない現場に戸惑いがあった。「歌、踊り、芝居。一つ捨てろと言われたら、迷わず芝居を捨てます。それでもドラマに出たということは、芝居が持つ意味というものを、僕自身が探し求めているのではないか。そんな気がするんです」

 そして、「今回のような仕事を、単なる経験だけで終わらせたくない」とも語る。「これからは、芝居の話があれば、どんどんやってみようと思います。自分の体内で、花が咲き、実となるように挑戦していきたい」。そんな決意を語るときの眼光は鋭い。

 「番組をお楽しみに」と、明るい笑顔で宣伝することはしないし、できない。「水面がかすかに揺れるような、静かな気分で放送日を待つ。そんな心境です」(塩崎淳一郎)

(2006年3月20日 読売新聞)


かっこいい
這個人的帥已經滲透在靈魂裡了,不僅是顯現於外的東西
是一個對於文字很敏感的人,但是不是在玩弄字面上的意義,我覺得他是真的這樣覺得所以這樣表現
尊敬します
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